就活生必見！就活で使える敬語や正しい言葉遣いをご紹介
就活生は、メール、ES、履歴書、企業説明会、面接など、あらゆる場面で目上の方と接するため、正しい敬語を使う必要があります。
敬語に慣れていない理系学生の場合、間違った敬語や表現を知らないうちに使ってしまうことも少なくありません。
そこで今回は敬語のよくある間違いや、就活でよく使われる敬語をご紹介します。
社会では正しい言葉遣いや敬語は当たり前のマナーとされているので、ここでマスターしておきましょう。
敬語とは
敬語とは、相手への敬意を表す言葉のことで、「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3種類があります。
それぞれの概要と具体例をご紹介します。
「丁寧語」
丁寧語は「です、ます、でした」などを語尾につけ、相手に丁寧さを感じさせる敬語表現です。
相手や内容を問わずに使うことができます。
「尊敬語」
尊敬語は相手を直接的に立てる敬語表現です。
相手側が主語となり、相手の動作に対して使います。
「謙譲語」
謙譲語は自分がへりくだることで相手を間接的に立てる敬語表現です。
自分側が主語となり、自分の動作に対して使います。
注意すべき「二重敬語」とは？
二重敬語とは、2つ、あるいは複数の敬語を重ねる表現です。
丁寧に話そうとするあまり二重敬語になってしまうケースがよくありますが、過剰敬語であり誤用なので使わないように注意しましょう。
例）
・お伺いさせていただきます → お伺いします
「お伺いする」と「させていただく」という敬語が２つ使われています。
・お帰りになられます → お帰りになります、帰られます
「帰られる」と「お～になる」という敬語が２つ使われています。
・参らせていただきます → 参ります
「参る」と「いただきます」という敬語が２つ使われています。
・ご覧になられる → ご覧になる
「ご覧になる」と「～られる」という敬語が２つ使われています。
就活で特に間違えやすい言葉遣い
就活でよく使う間違えやすい言葉遣いを一覧にまとめました。
「了解しましたを敬語だと勘違いして使っていた」といった事が無いように、正しい表現を
一度確認しておきましょう。
「クッション言葉」は使えるだけで印象が変わる！
クッション言葉とは、直接的な表現をさけるために、本題の前置きとして添える言葉のことです。
クッション言葉で相手への気遣いを示すことで、円滑に「お願い」や「質問」をすることができます。
「依頼するとき」「断るとき」「ものを尋ねるとき」など、使うシーンごとに具体例をご紹介します。
メールでそのまま使える、シチュエーション別の例文
最後に、就活で敬語に悩むことの多い、メールにおける例文をシチュエーション別にご紹介します。
例）
あいさつ：
「お世話になっております。○○大学の○○と申します。」
イベント後のお礼：
「本日は貴重なお時間を頂き誠にありがとうございました。」
面接などの予定が合わないとき：
「あいにく都合がつきません。他の日程にご変更頂けないでしょうか。」
書類などを受け取ってもらうとき：
「お忙しいところ大変恐れ入りますが、ご査収のほど何卒よろしくお願いいたします。」
質問するとき：
「○○について、お伺いしたくご連絡いたしました。お忙しいところ恐縮ですが、ご回答いただければ幸いです。」
許可を貰うとき：
「○○してもよろしいでしょうか。」
締めの挨拶：
「引き続きよろしくお願いいたします。」
まとめ
いかがでしたか。
就職活動において、学生は社会人としてのマナーを求められるため、正しい敬語を使うことが必要になります。
自分では正しいと思っていた言葉が、後から調べたら実は誤用だった。といったことが無いように、一度自分の言葉遣いを見直してみましょう。
正しい言葉遣いは相手に好印象を与えることにも繋がるので、正しい敬語と丁寧な言葉遣いを心掛けましょう！
また、メールでやり取りをするときには、敬語以外にも件名や宛名の付け方など、守るべきルールがあります。
企業とメールをする際のマナーに自信がない方は、「要チェック！就活でメールを送るときのマナーとは？」にて詳しく書かれていますので、参考にしていただければと思います。
スカウトで就活を有利に進めよう
リケシュウでは、理系就活における記事を多数掲載しており、またカンファレンスからES・面接対策まで大小さまざまな理系に特化したイベントに参加することができます。
また、リケシュウに登録すると平均5社以上のスカウトを受けることができ、就活を安心して進めることができます。
ただ5社のスカウトを受けるわけではなく、各専攻の方の状況、志望領域に合わせた5社のスカウトを受け取ることができるため、就活をかなり有利に進めることができます。
みなさまの就活を応援しています!
