【就活生必読】機械電気系学生の「面接対策」は何をすべき?対策のポイントを徹底解説!
就活を進めるうえで避けて通れないのが面接です。
今回は、面接ではどのようなことを聞かれるのか?面接に向けてどのような準備をしなければならないのか?を中心に、面接選考の対策についてお話したいと思います。
そもそもなぜ面接を行うのか?
企業にとって、採用面接はこれから共に働く仲間を見つけるための重要な機会です。
企業は、入社後に良い影響をもたらし、将来を担う存在となる人材を求めています。そのため、履歴書やエントリーシートの情報だけではなく、実際に会って人柄や話し方、内容などを確認し、自社に合うかどうかを見極めています。
新卒で入社した場合、定年まで同じ会社で働く可能性もあります。企業にとって、面接は将来を左右する重要な判断の場だと言えるでしょう。

面接の種類はどんなものがある?
面接には大きく分けて「個人面接」と「グループ面接」があります。どちらも面接官の質問に対して答えるという形式は変わりませんが、違いを説明します。
個人面接
個人面接とは、学生1名に対し、面接官が1〜3名で対応する形式の面接です。
質問への回答だけでなく、面接中のすべての言動が評価の対象となりやすいといえます。なぜなら持ち時間がすべて1人の学生に割かれるため、質問が深く掘り下げられることが多いためです。
質問への答えはもちろん、受け答えの姿勢や態度、話し方など、常にチェックされていることを意識して臨みましょう。
グループ面接
グループ面接は複数回面接を実施する企業の初期選考でよく行われ、「集団面接」とも呼ばれています。3〜6人の学生が同時に面接を受け、一つの質問に順番に答えていく形式が一般的です。
グループ面接は、個人面接と比べて一人にさける時間が短いため、端的にわかりやすく伝える力が求められます。
また、他の学生が話している時間にただ聞いているだけでなく、相手の話に興味を持っているかがチェックされています。話を聞く姿勢も重要なので、周りの学生にも配慮できるかどうかが試されていることを意識して臨みましょう。
面接ではどのようなことを聞かれるのか?建築学生特有の少し変わった面接方法とは?
面接で聞かれる質問は、個人面接でもグループ面接でも大きな違いはありません。
業界や職種問わずよく聞かれる質問は以下の通りです。
・自己紹介をしてください
・志望理由を教えてください
・学生時代に頑張ったこと、力を入れたことを教えてください(ガクチカ)
また、有名企業であれば、就活情報サイトに「他の学生がされた質問」や「過去の先輩が訊かれた質問」などが投稿されていることもあるので調べてみましょう。
面接中に回答を考えて答えようとすると、うまく話がまとまらないこともあるでしょう。自己紹介やガクチカといったよくある質問や、その企業でよく訊かれる質問には、事前に話し方を考えておくと安心です。
課題の提出を求められることも
機械電気系の業界では、会社や職種によって、これまでの設計課題などの作品集である「ポートフォリオ」の提出が要求されることがあります。SEなど技術職への就職を希望している人は事前に何を求められるかを確認し、準備しておきましょう。制作背景や使用ツールについても面接官にうまく伝えられるように練習しておくとベターです。
また、企業によっては面接の前や面接当日に課題が与えられ、面接時に面接官に対して発表を求める企業もあります。

面接の対策としてするべきことは?
ここまでを踏まえて、次に面接の前や当日に行うべきことを紹介したいと思います。
面接前までにやっておくべきこと
面接を受ける企業について調べる
企業がどのような人材を求めているのかを知ることはとても重要です。
多くの人がES作成時にに企業研究をするとは思いますが、面接直前にもう一度確認することをおすすめします。自分が入社後にどのように貢献できそうかを明確にしておきましょう。
質問に対しての答えを用意しておく
面接で頻出する質問は、ある程度パターンが決まっています。例えば、「学生時代に最も力を入れたことは何ですか?」と聞かれたときに、その場で考えても、うまく話すのはなかなか難しいでしょう。
また、併せてその企業や業界への志望動機も明確にしておきましょう。志望動機を深く掘り下げることは、企業への理解を深めることにもつながります。
本番で落ち着いて話せるように、事前に想定される質問への回答を準備しておくことが大切です。

駅からの道のりを確認する
面接の前日までに、企業までの道のりを確認しておくのをおすすめします。
特に都心では似たようなビルが多いため、道に迷ってしまうことも少なくありません。面接当日に慌てないよう、事前にルートを調べておくことで、家を出る時間も逆算できます。時間に余裕をもって行動し、万全の態勢で面接に臨みましょう。
面接当日に意識すること
身だしなみを整える
面接での評価対象は質問に対する回答だけではありません。
面接では、学生の印象や雰囲気が評価に影響します。第一印象を良くするために、最も手軽にできることは身だしなみを整えることです。好印象を与える身だしなみについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
面接時間の5分前には受付を済ませておく
面接当日は、時間に余裕をもって会場に到着するようにしましょう。
遅刻はそれだけで悪い印象を与えてしまいます。また、焦りや不安から、落ち着いて面接に臨むことが難しくなるためです。
受付をする5〜10分前には到着しているのが理想的ですが、万が一電車の遅延などで開始時間に間に合わないときは、分かった時点で遅れる旨を連絡するようにしましょう。

面接の最中に意識すること
あいさつ・敬語
面接では、社会人としてのマナーも評価されます。その代表が挨拶と敬語です。入室時の挨拶や面接官への言葉遣いなど、基本的なマナーは必ず押さえておきましょう。
学生生活で正しい敬語を使う機会は少ないため、不安に思う方もいるかもしれません。しかし、敬語は就職後にも役立つスキルです。就職活動を良い機会と捉え、基本的な敬語を身につけておくと良いでしょう。
ただし、丁寧な言葉遣いを意識しすぎて、内容が分かりにくくなっては意味がありません。最低限、頻繁に使う言葉の尊敬語や謙譲語を確認し、自然に使えるように練習しておくのがおすすめです。
緊張せずにリラックスして臨む
面接で緊張してしまうのは仕方のないことです。しかし、過度に緊張してしまうと、前もって準備していたことを忘れてしまったり、自分の思いをうまく伝えられなくなってしまいます。また、緊張が面接官にも伝わると、自信がない印象を与える可能性もあります。
失敗を恐れて過度に緊張するのではなく、「自分を知ってもらう場」と捉えることが大切です。ポジティブな気持ちで臨み、笑顔を意識することで、面接官に好印象を与えやすくなります。ありのままの自分を伝え、面接を楽しんでみましょう。
伝えたいことを簡潔に伝える
面接官に対して自分をアピールすることを意識しすぎるあまり、面接での話が長くなってしまう場合があります。
話の内容が長すぎると、本当に伝えたいことを面接官に理解してもらえません。面接時は自分の伝えたいことを簡潔に伝えることを心がけてみてください。
特に、グループ面接では他の学生よりも長く話してしまうと協調性や周囲への配慮がないとみなされ、面接官に良い印象を持たれない可能性があります。
簡潔に伝える練習として、面接前に「1分間」など時間を決めて自己紹介や自己アピールを練習しておくとよいでしょう。

まとめ
ここまで面接対策についてお伝えしてきましたが、面接官もあなたと同じ一人の人間です。
きちんと対策した完璧な受け答えでも、抑揚や感情のない話し方ではあなたの魅力を伝えきれません。面接官は短期間に多くの学生と会うため、あなたの印象を残すことが内定への鍵となります。
企業は、ただ仕事ができる人だけを求めているわけではありません。
「この人と一緒に働きたい」と思ってもらうためには、入社後にどう貢献したいかを熱意を持って伝えることが大切です。事前の準備をしっかり行い、熱意を伝えることを意識して面接に臨みましょう。
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