好印象を与えよう!就活における「身だしなみの整え方」について男性・女性ごとに解説します
就活の本番といっても過言ではないのが「面接」です。
面接は、一人当たり数十分の持ち時間の中で、初対面の面接官に自分をいかにアピールできるかが勝負になります。
そこで意識していただきたい重要な要素は、「身だしなみを整える」ということです。
受け答えや熱意は十分で合っても、身だしなみがきちっとしていないと思われてしまうと、それだけで悪い印象を与えてしまう可能性があります。
そこで今回は、身だしなみについて、「具体的にどのように整えれば良いかわからない」「そもそもなぜ身だしなみを整えることが必要なのか」などという疑問に答えていきたいと思います。
身だしなみを整える重要性
突然ですが、メラビアンの法則をご存知でしょうか。
メラビアンの法則とは、人が他人の印象をどのような情報から決定しているかについて、その重要な要素と割合などを示したものです。
結果的には、視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報が7%という驚きの割合になりました。
・視覚情報‥見た目、表情、しぐさ、視線 55%
・聴覚情報‥声の高さ、大きさ、速さ 38%
・言語情報‥コミュニケーションの中身 7%
つまり、人が誰かの印象を決定するときには、その相手の「見た目」が最も重要な判断材料になっているということです。
初対面の面接官に対して「見た目」でマイナスの印象を持たれると、そこから少ない持ち時間で挽回するのは難しそうですよね。
身だしなみの要素の一覧
男性
髪型
全体的に清潔感のある短めの髪型が良いでしょう。
もみあげや襟足はさっぱりと短く整え、前髪は短くするか上げるかすることで「額」を見せましょう。
額を見せると幼い印象がなくなり、知的で落ち着いたイメージが作れます。
寝癖はもちろんしっかり直して、整髪料は付けすぎないようにしましょう。
服装
服装は気を使うところが多く、混乱してしまいがちです。
分類ごとに、1つづつ確認してみましょう。
- 1.スーツ
・色はダーク系(ブラック、濃紺)にして、アイロンでシワをしっかり伸ばす
・サイズはジャストサイズにして袖や裾にあまりがないようにする
・ズボンの折り目はしっかりとつける - 2.ワイシャツ
・色は白が良く、チェックなどの柄があまり多くないものが良い
・首元や袖元が汗ジミになっていないか確認する
・アイロンでシワをしっかり伸ばす - 3.足元
・革靴は汚れがないようにしっかり磨く
・靴下は黒のシンプルなものを着用する - 4.バッグ、小物
・黒のシンプルな手持ちビジネスバッグを良い
・小物は色、デザインともに派手ではないものを選ぶ - 5.バッグ、小物
・色はダーク系、ベージュを選ぶ
・袖や丈がジャストサイズのものを選ぶ
・コートの着丈はスカートの裾がコートから約5cm出る長さが目安
顔まわり、手元
ヒゲはなるべく青みがなくなるまでしっかり剃りましょう。
また、眉毛は無駄な毛を抜いてキリッと整え、鼻毛なども処理しておくことがベストです。
そして、忘れがちなのが爪です。
手元からも清潔感が伝わるように爪は短く切り、ヤスリなどで縁も綺麗にしておきましょう。
女性
髪型
髪の長さはショートでもロングでも構いません。
しかし、「額」が見えた方が知的な印象を与えられるので、前髪は眉毛にかからないようにしましょう。
また、耳は出した方が良いです。
顔全体が見えた方が若者らしい明るく元気な印象を与えることができますし、自分の表情でもアピールがしやすいです。
ロング〜ミドルの長さであれば、センター分けをして1つ結びするか、オールバックにするのがおすすめです。
ショートヘアの場合であれば、前髪が眉毛にかからない長さにし、サイドは耳にかけておくのがおすすめです。
服装
服装に関しては注意する項目が多いので箇条書きで説明していきます。
1.スーツ
・色はダーク系が良い
・スカートであればひざ丈が目安
・サイズはジャストサイズにする
・スカートであれば華やかな印象を与え、パンツであれば活発な印象を与える
・シワはしっかりと伸ばす
2.ブラウス
・色は白で、無地のものが良い
・肩幅、バスト、袖を意識し、ジャストサイズを選ぶ
・汚れの付きやすい首元、袖元を確認する
3.足元
・パンプスは黒系が良い・汚れやかかとのすり減りがないか確認する
・ストッキンは毛玉や伝線がないことを確認する
4.バッグ、小物
・バッグはビジネス用で、黒などのダーク系が良い・ピアスやネックレスなどの小物はつけない
・ブランド品の過剰な取り入れは避けた方が良い
5.コート
・色はダーク系、ベージュを選ぶ
・袖や丈がジャストサイズのものを選ぶ
・コートの着丈はスカートの裾がコートから約5cm出る長さが目安
顔まわり、手元
全体的に真面目な印象を与えるようなメイクを心がけましょう。
過度に派手なメイクは面接では悪印象になる可能性があるので意識しましょう。
また、眉毛や鼻毛などはしっかりと処理しておきます。
爪に関しては、マニキュアやジェルネイルは避けた方が良いです。
爪の長さは短めに切り、縁はヤスリで整えておきましょう。
まとめ
就活における身だしなみの重要性と、具体的なチェック項目についてご紹介しました。。
初対面の面接官に清潔感を与え、第一印象で好印象を与えることができればきっと面接も前向きに進むはずです。
面接の前に余裕を持って1つ1つ身だしなみの確認をするように心がけてみましょう。
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